京都には稲荷神社がたくさんありますが、中でも「満足稲荷神社」という名前に心がひかれました。
「満足」って、幸せでぽかぽかして、思わずにっこりしてしまう名前だと思いませんか?
2012年はその「満足」にあやかってみたい!と、木枯らしが吹く底冷えの京都、東山白川界隈を訪ねました。
京都地下鉄東西線を利用して東山駅で下車。一路、満足稲荷神社に向かいます。地上に出ると目の前は三条通。まずは西へ向かい、「東大路通」を北(右折)に行けばすぐの所にありました。
まず本殿にごあいさつ。境内を散策すると、「満足」の名前の由来の謎はすぐに解けました。満足と名付けたのは豊臣秀吉なんですって! 小さい頃から稲荷神への信仰が厚かった秀吉公は、百姓でありながら「天下をとるまでに出世する」という祈願が叶い、そのご利益に大変満足したことから満足稲荷神社という名前を付けたのだそうです。
御祭神は、倉稲魂大神(うがたまのおおかみ)=衣食住を守る神様、天照大神=日本の神様の始祖、猿田彦大神=交通安全、土地を守る神様、大国主大神=縁結びの神様。とても頼りがいのある神様が祭られています。ご利益も商売繁昌、家内安全、厄除開運、交通安全と多岐にわたっています。
2012年は、秀吉公が満足したようにたくさんの人の運気がアップする年であったらいいな!と心身を清め、お参りをしました。
境内の一角に「岩神さん」と呼ばれる石が祭られています。
この岩をさすり、次に頭や体の痛いところ不調なところをさするとよいのだそうです。頭がよくなりますようにと願いながら、さすりました。
東山三条の大通りに面していますが、境内には京都市の保存樹に指定されている「もちの木」を始め木々が繁っていて、ほっと癒される空間です。
京都市左京区東大路通三条上ル
075-771-3035
今回の散策コース上にはありませんが、京都三条商店街にほど近い、住宅やマンションが立ち並ぶ通りにある武信稲荷神社には秀吉公が朝鮮出兵の際に身につけていた「勝駒」というお守りがあります。勝駒を授かって、2012年はあまたの困難に立ち向かいます!と神様にお願いしました。稲荷神社の参道には一対の狐が鎮座していて、それぞれの稲荷神社ごとに表情が違い、可愛いな、おもしろいなぁと思っていましたが、今日はじっくりと狐のお顔を眺めることができました。
「神様のお使いである狐が口にくわえているのは「稲魂」(いなたま)です。稲穂や巻物、鍵など神社によっていろいろありますね。武信稲荷神社は右が稲魂で左が巻物です」と宮司の仲尾宗泰さんが教えてくださいました。
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京都市東山区東大路通三条東入ル北側
075-771-5939
営業時間:11:00〜19:00
定休日:不定休

満足稲荷神社を後にして、三条通あたりを散策してみることにしました。
しばらく歩くと、店先の郵便マークがついたかごが目にとまりました。「Bel Regalo(べる れがあろ)」という看板が出ています。ガラス越しに店内に置かれてるポーチやミニバッグの数々が、色とりどりに可愛らしいオーラを放っているのが見え、吸い込まれるように店内へ。
和のテイストを感じさせながら、お茶目でポップな生地を使った小物がズラリ。記念にひとつ!と、おめでたくて可愛いつるのデザインのカードケースを選びました。店名はイタリア語で「美しい贈り物」という意味なんだそうですよ。うふふ、自分自身へのBel Regalo!
京都を舞台にしたテレビドラマの定番ともいえる景色、細い水路、柳、欄干のない橋などに見覚えありませんか?まさにその撮影場所、白川がこのすぐ近くにあります。サスペンスドラマの女優になったようにすまして川沿いを歩いてみました。寒いですが、日差しがあるよいお天気。ぶらぶら歩くのはとても気持ちのよいものです。
しばらく歩くと、「白川庵」という1日1客、1日1組限定の宿を発見。仲良しの友人と京都のパワースポットを巡り、美味しいものを食べて、夜通しおしゃべりして…、なんて旅行もいいなあ。
その先に「餅寅」というおまんじゅう屋さんがありました。店頭には豆餅や栗まんじゅうなどおいしそうな和菓子がズラリ。その中の「光秀饅頭」と書かれた饅頭にビビッくるものがありました。今日は秀吉公がキーワードの散策! 明智光秀は秀吉のライバルではありませんか! そんな偶然に驚き、迷わず「光秀饅頭」を選び、その場でいただきました。
三条通を挟んだ所にアーケードのかかる「古川町商店街」がありました。入り口にはほかほかの焼き芋! 美味しそう。ずんずん奥に入っていくと、豆腐店のおあげさん、お肉屋さんのコロッケ、鶏肉屋さんの唐揚げ、京のおばんざい(お惣菜)のいい香りが漂っていて、それだけでご飯が食べられそうな勢いでした。
買い物しながらお店の人に献立のアドバイスを教えてもらったり、「こんにちは!」と声を掛け合ったり、昔ながらのおつきあいが残る商店街です。ときおりスピーカーから売り出しやおすすめ情報が流れ、それもまた情緒がありました。





