八坂神社の鳥居を南に下がってすぐのビルの2階にある「ジュヴァンセル 祇園店」。かわいい暖簾が目印のお店は、四条通の喧噪からは想像できない、ゆったりと時が流れる落ち着いた風情のなかにあります。祇園祭でにぎわう京都の夏、ちょっぴり趣の違った涼を味わってみませんか。
「抹茶チョコレートホンデュをご注文されたお客様の多くは、蓋を開けたらまず、写真を撮られますね」と、おっしゃるのは店長の竹本さん。そんな楽しげなお客様の様子がとても嬉しいとも。
可愛い植物があしらわれた白い陶器の2段のお重。1段目は白玉の串団子、桜の塩漬けを求肥(ぎゅうひ・白玉粉と砂糖でできた餅)で巻いた和菓子、栗の渋皮煮、抹茶のパウンドケーキ、マドレーヌ、洋酒を効かせて木の実を散らしたプロムケーキ。和洋のスイーツが少量づつ、品数多く盛り付けられています。2段目には、黄桃、バナナ、金柑の甘露煮、いちご、寒天、サツマイモの甘煮。フルーツが盛りだくさんの内容です。季節が移れば、1段目のケーキが小豆のケーキに、2段目のフルーツが、マスカットや巨峰にというふうに旬のものに替えられるのだそうです。
蓋を開けたときの驚きを写真に留めておきたい気持ちに、思わずうなずいてしまいました。
もちろん一つひとつが、そのままでもおいしくいただけるもの。これに抹茶チョコレートのソースがプラスされると、どのような味わいになるのでしょうか。期待が高まります。まず最初にいちごを抹茶チョコレートソースにつけていただいてみることに。抹茶チョコレートの風味が口のなかに広がって、そのあといちごの酸味が爽やかなのにはちょっと驚きます。抹茶チョコレートの濃厚な味がすべての味を決めてしまうのではと予想したのですが、新鮮な味わいに予想は見事に外れてしまいました。バナナやケーキ類の相性の良さはもちろん、金柑や黄桃など酸味ともマッチしていて、とてもおいしくいただけました。
ジリジリと暑い日差しの京都観光のプランに、涼やかな店内でほの温かい抹茶チョコレートのフォンデュを味わう贅沢を加えてみてはいかがでしょうか。
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