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京都の食 春編
京都の食文化を、さまざまな角度から紹介します。

鶴屋寿
〜素朴な白い道明寺もちと  桜の葉の豊潤な香りを楽しむ、京都の春〜
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町22
TEL(075)861-0860
営業時間:AM10:00〜PM6:00
定休日:無休
http://www.sakuramochi.jp/

お店の奥には喫茶室があり、さ久ら餅がお抹茶やお煎茶、コーヒーのセットで召しあがれます。
お抹茶とさ久ら餅
小ぶりのさ久らもちは、「もう一つ食べたいな」と後を引くおいしさです。
650円(税込)
京都嵯峨嵐山、天龍寺のそばに「さ久ら餅」の鶴屋寿があります。このお店の桜もちは素朴で可憐。でも、一度味わうと、とりこになる2つの表情に気づきました。
桜もちへの思い
桜もちというと、濃淡こそあれ「桜」色をイメージしますが、 鶴屋寿の桜もちは道明寺粉本来の色そのままの素朴な白です。「桜もち」を桜の季節だけでなく一年中食べていただけるように、季節感を感じさせない道明寺粉そのものの色を生かして作ってみては、という料亭「吉兆」の創業者 湯木貞一氏からのアドバイスから鶴屋寿の白い「さ久ら餅」が誕生しました。
季節感をあえて消した素朴な白い道明寺もちからは、中味のこしあんがうっすらと透けて、ひとひらの可憐な桜の花びらが連想されます。どの季節にこのさ久ら餅を食べても、京都の嵐山を彩る桜を思わずにはおれない、春を待つ心をくすぐられるように感じました。
桜の葉の香り
鶴屋寿で使われている桜の葉は、伊豆地方特産の大島桜の葉を塩漬けにしたものです。この桜の葉は光沢が強く形もよいのが特徴だそうです。葉から漂う豊かな桜の香りを楽しんでいると、満開の桜の木の下にいるような心浮き立つ気分になります。
さ久ら餅は、桜の葉2枚ではさんであります。 桜もちはもともと庶民的な和菓子ですが、懐石料理の最後を締めくくるお菓子としての風格を出すための工夫なのだそうです。また、大きさもちょっと小ぶりにしてあるのは、お料理の余韻をじゃましないという思いから。でもそのおいしさに、ついもうひとつと手がのびてしまいそうです。
さ久ら餅の味わい
「桜の葉ごと食べるもの一興ですが、さ久ら餅は道明寺の風味を味わっていただきたい。葉はお餅と一緒に食べないで、道明寺もちの風味を楽しんで」と、社長の野村紳哉氏はおっしゃいます。桜の葉の味そのものよりも道明寺もちに移った桜の葉の風味を楽しむのだそうです。
嵐山辨慶(べんけい) 嵐山温泉 京料理 旅館
〜桜で霞む嵯峨嵐山  京懐石とともに春を味わう〜
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町34
TEL(075)872-3355
営業時間:AM11:30〜PM2:30 (ラストオーダー)
PM5:00〜PM7:00(ラストオーダー)
定休日:無休
ご宿泊はPM4:00チェックイン
http://www.benkei.biz/
渡月橋から眺める桜満開の嵐山、春の日差しにぬるむ大堰川(おおいがわ)。壮大な風景が広がり、ときの経つのも忘れてしまいそう…。そんな見どころいっぱいの嵐山散策の昼食は、和空間「嵐山辨慶」でミニ懐石はいかがですか?
ミニ懐石「天龍寺」
気軽に京懐石のコースが楽しめます。ここに赤出汁、ごはん、香の物がつきます。5775円(税込)
ほかに、湯豆腐がついた京料理のお弁当「洗心御膳」3465円(税込)もあります。
嵐山辨慶は大堰川にかかる渡月橋北側からすぐのところにある料理旅館。名勝嵐山の和空間にふさわしく、落ち着いたたたずまいで、さりげないしつらえにも心が和みます。大堰川、嵐山に面したお部屋や、中庭の緑を楽しめるお部屋で京懐石をお楽しみください。

胡麻豆腐・鮭松風・甘梅・もろこの昆布巻・タラの芽の八寸をいただきます。若竹の清汁仕立、鯛と鮪のお刺身、まな鰹の味噌漬け、鴨のつみれが入った熱々の豆乳鍋に舌鼓を打ったら、海老香り揚げ・蕗のとう・さつまいも・甘鯛つみれ揚げと、春の香りに包まれたお料理が続きます。吉野あんのかかった栗饅頭はわさびがアクセントでとっても美味。どれも鰹と昆布のお出汁がきいていて、繊細なのに存在感のあるお料理の数々です。京湯葉、三つ葉の赤出しと香の物とごはんまで食べると、もう満腹! さっぱりとしたオレンジゼリーで締めくくるころには、大満足のミニ懐石です。
嵐山辨慶は『名勝「嵐山」が箸休め』がキャッチフレーズ。お料理の余韻に浸りながら、桜に霞む嵯峨嵐山を堪能してください。

※観光シーズは団体予約のお客様が多いので、少人数のお客様は空いたお席で相席になる場合が多いとのこと。必ずしも大堰川に面したお部屋が空いているとは限りません。あらかじめご了承ください。でも、どのお部屋も素敵な和空間です。

   
2004年に温泉が出た嵐山。ここ嵐山辨慶でも温泉が楽しめます。トロッコ列車に乗って、保津川下りなど観光を楽しんだあとは、嵐山辨慶のお料理と温泉で疲れを癒してはいかがですか? お食事と入浴がセットになった家族や気の合う仲間たちと利用できる「ゆったりプラン」(ご利用時間3時間、浴衣、タオル、バスタオル付き8000円 要予約)や、お食事に840円プラス(タオル付き)で予約なしでも入浴できるプランもあります。観光シーズンや時間帯などで混雑する場合など、入浴できないこともあるので、事前にチェックしておくと安心ですね。
   
AM11:00〜PM3:00 50分食べ放題 お一人様1580円(税込)
渡月橋から天龍寺に向かう途中に、嵐山辨慶がプロデュースしている「ぎゃあてい」があります。京野菜をたっぷり使った、約30種ものおいしくヘルシーな京のおばんざい(お総菜)が並びます。好きなものを好きなだけ召し上がれ。
 
 
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