[ イベントレポート ]

夏休みの自由研究にも活用できる「親子お茶育教室」を開催しました。2014年8月8日

子どもたちの好奇心を育てることが私たちへの宿題です。

夏休みのあいだに、子どもたちは学校では学ぶことのできない体験を通して、ひとまわり大きく育っていきます。だから私たちは今回、夏休み特別企画として「親子お茶育教室 お茶を知ろう」というイベントを開催。親子で豊かなコミュニケーションを育むことを目的に、お茶を急須で淹れる体験を実施しました。

お茶の歴史や作法を学び、お茶淹れも体験できる親子で楽しい夏休みイベントになりました。

 第一部はお茶の歴史を勉強する「学習編」。配布されたテキストをもとにお茶の故郷である中国や緑茶発祥の地である宇治田原町の場所を色鉛筆で塗りました。また煎茶とほうじ茶と玄米茶を飲み比べ、水色や味などの特徴をそれぞれテキストに書き込むなど楽しみながらお茶の歴史や個性を学べ、子どもたちの歓声が場内に響いていました。

茶育授業1 茶育授業2

テキストを使いながらお茶の歴史や急須の話、お茶の飲み比べなど楽しい授業が行われました。

茶育授業3

初めて急須でお茶を淹れたことはとても貴重な体験に。

 続いて第二部では「実践編」として、実際に茶さじで8gをはかり、70℃のお湯を急須に注ぎ、1分間待って湯呑に注ぐという行程を体験しました。急須で初めて自分で淹れたお茶を母親に飲んでもらった子どもたちは、母親の「おいしい!」という反応に、みんな思わず笑みがこぼれていました。

お茶淹れ体験1 お茶淹れ体験2

「こいまろ」が巨大急須を使い、最高に美味しいお茶の淹れ方を解説。そして、子どもたちも実際に急須でのお茶淹れに挑戦し、お母様方に振舞いました。

お茶淹れ体験3

子どもたちから「急須で淹れたお茶はおいしい!」という声が。

お茶淹れ体験4

 いままで急須で淹れたお茶を飲んだことがない、という子どもが大勢いました。しかし今回の体験を通じて、これからは自分で淹れたお茶を飲みたいと言ってくれました。まさにこれこそが「茶育」の意義であると感じられるいい機会となりました。

お茶淹れ体験5

親子お茶育アンケート

今回のイベント「親子お茶育教室」に参加された皆さんに対しアンケートを実施。実際に参加した感想や今後やってほしいイベントなど、いくつかの声をご紹介します。

ママの思い

子どもへの学習効果への期待が強く、また新たなイベントのご提案などもあり、とても意欲的なお声が多く聞かれました。

「煎茶の正しい淹れ方は親の自分も知らなかったのでとっても勉強になりました。」
「子ども目線でやっていただきとてもわかりやすく楽しかったです。」
「茶器についての講座やお茶を使った料理教室もやってほしいです。」
「生活に身近にあるものを子どもと楽しく体験できるのはうれしい。」
「次は実際に茶畑でお茶摘み体験なんかもやってみたいですね。」

子どものキモチ

急須で淹れたお茶のおいしさを発見した子どもがたくさんいました。また夏休みの楽しい思い出になったという声も。

「テキストに貼ったり書き込んだりするのが楽しかった。」
「夏休みのいい思い出ができました!」
「今日からお家のお茶淹れ担当になります!」
「ぼくも今日から急須で淹れたお茶を飲もうと思いました。」
「夏休みの宿題の自由研究に使います!」

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